山主さまと現状確認をしました

先日、経営委託を受けている共有林の現状確認をおこないました。
長年地域で守ってこられましたが、約10年前に弊社に委託していただきました。

共有林の広さは、ざっと145ヘクタール。東京ドームに換算すると約31個分で広大な敷地面積です。

今回は弊社担当者だけでなく、山主の理事さまたちにもご同行いただきました。実は同行いただくのは初の試みで、森林作業道づくりや間伐といった、これまでの成果がどう評価されるか…緊張しながら現地入りしました。

実際にご覧いただき、

  • 道中で薪になりそうな木があるので活用してみたい
  • 間伐前と後の比較では、下層に新しく木が生えてきているのは、土砂の流出防止効果がありそう
  • 今年の雪での倒木で、一部作業道の通行を妨げているものに関しては何とかしておきたい

といった声がきかれました。また、万歩計を付けて参加した方は「11000歩以上でようけ歩いたな〜」とも。山に入るのはいい運動になるかもしれませんね。

山主さまには一緒に歩きながら現状をご覧いただき、感想もいただけて、とても貴重な経験ができました。山が広くかなりの歩行距離でしたが、がんばってついてきてくださりありがたかったです。

これから世代交代をしていく中で、先人の方が残してくれた共有林をどのように活用し、どのような山として残していくか。
現状確認を通して、地域の財産として山の将来を考えるきっかけになれば幸いです。

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