滋賀県伊吹山にある鉱山。ご依頼者さまから、採掘現場に鹿柵設置と植林をしたいとご相談を受け、現地調査に行ってきました。
山頂が1200mで、現場付近は標高900mと、かなりの高地です。
パートナー会社代表の方と向かいましたが、スケールの大きさにびっくり!正確な面積はわからないのですが、90tダンプカーがオモチャに見えるほどでした。
過去に採掘された跡地に土を被せて植林したのですが、今は野生の鹿の牧場になっています。訪問時も20〜30頭の鹿がいました。
今後は鹿の牧場および、鹿被害を受けず元の緑地に戻す事業として進めていきます。そのためどんな柵が適してるかの選択から始めます。
琵琶湖から見てこの場所がハゲ山に見えるため、企業自ら景観保護にむけて修復することになっています。
鹿をはじめ、野生動物とのトラブルは全国的な問題になっていますが、人間のエゴで掘り起こした山は、人間の手で再生しなければなりません。これからの企業は、今後このような課題解決を問われていくでしょう。
平坦にして、人が親しみやすい森林パークみたいな感じに再生したらおもしろそう!資源を生かしたアイディアをたくさん出して、案を練っていきたいです。
住友林業さまと詳細な打ち合わせをし、来春ごろから施工に入る予定です。さて、どのように進んでいくのか…? 進捗状況を報告していきますので、楽しみにしていてください。
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